9/10【ビデオ】修学旅行（帰校式）

　河口湖で昼食をとり、中央道⇒首都高速⇒常磐道を通って帰ってきましたが、コロナの影響で御法度の東京も首都高から新宿の高層ビル、東京タワー、スカイツリーを生徒達は興味深そうに見ていました。そして４時間３０分後の１７時３５分に無事に植田東中に帰ってきました。そして帰校式を体育館で行いました。

　私からは３日間発熱も体調不良を訴える生徒が一人もいなかったことを生徒を褒めました。

　また、バスの運転手さんも添乗員さんも話していたことですが、「東中の生徒さん達は本当に素直で素晴らしい」という言葉を聞いて誇らしく感じました。

　誇らしいと言えば、生徒達にも話しましたが、今回新型コロナ問題で家族を思い、参加できなかった生徒達に対してクラスのみんなが、ハイランドや忍野八海で必死でお土産を探していたことです。

　私は生徒達に言いました。「修学旅行での皆さんの過ごし方はとても立派でしたが、一番感動したことは、無念にも参加できなかった仲間を思い３日間過ごし、そしてお土産を買おうとみんなで考えていてくれたこと」です。

　この思いやりの気持ちを持った皆さんに対し涙が出るくらい感動し、帰校式での校長の話の中で泣きそうになってしまいました。本当に最高の生徒達です。退職の年にこんなに素晴らしい生徒達に出会ったことに感謝するとともに、１・２年生を含めた東中の生徒のために残りの半年を精一杯尽力し、「生徒ファースト」を実現していく覚悟です。

　最後に、このような状況の中で保護者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。そして明日の修学旅行「解団式」で生徒達には様々なことを話したいと思います。修学旅行は成功裏のうちに終了しましたが、３年生には、念には念を入れて今後２週間は発熱や体調について慎重に対応し調子が悪い場合は、登校において無理をせず、本当の意味での「大成功の修学旅行」にしたいと強く思います。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

　今回の修学旅行の実施については本当に悩みましたが、実施できたことで生徒が自分の進路を切り開く活力になってくれることを切に願っています。