こんなことがありました、大浦小学校
2025年1月30日 18時00分1月30日(木)
道徳の時間、エンカウンターの授業。架空のクラスの座席を推測するゲーム。
情報が書かれているカードを見ながら、座席を当てていきます。
「田中さんって人は給食が好きなんだって」
「それ、必要な情報かな?」「関係ないか・・・」答えを探るために、自然と班ごとの対話の量が増えます。
「右側だよ、右って書いてあるもん」
「本当に右?」友達が持っているカードは見せることができません。なんとかして言葉で伝えなくてはいけません。
「本当だよ、太田さんは右がわ!」
太田さんは右かどうか、で議論が始まりました。
「一度、書き込んでみたら正しいかどうかわかるかも」どうしても解決したい課題が目の前にあるときの子供たちの生き生きとした姿。
さて、解決できるか!?大田さんが右?谷口さんが右?
「友達のカードを見てはダメなら、読んだカードを全部メモするね」
「自転車が好きな吉田さんは工藤さんのとなり」「田村さんは野球が上手」とにかく全部、メモメモメモの班!
どんな解決方法だって、遊びの中であれば失敗しても大丈夫。遊びにはその安心感があります。
安心感の中で友達の話を熱心に聞きあい、ますます人とつながることの楽しさを実感していきます。
4時間目の終わりのチャイムが鳴って。「先生、もっとやりたい!!!」子供たちの声。「今日のお昼休みにやろうね」と、先生。
さて、その日のお昼休み。続きを頑張っている3年生。
「永井さんは給食をいつもおかわわりをします」永井さんの席はどこ?
「先生~わかんないよ~。」明るく朗らかに『わからない』と言えるのゲーム的要素の強い学習の良さ。
意欲に満ちあふれた3年生のエネルギー。普段からのこんな様々な活動が、子ども達のエネルギーを生み出す秘訣でした。
ちなみに『太田さんが右なのか、谷口さんが右なのか?』は、すっかり解決していました(^_-)-☆