岩手大学高木浩一先生のエネルギー講座
2019年5月13日 18時30分岩手大学の高木浩一先生がお見えになり、4年生と5年生に地球温暖化やエネルギーについてのお話や実験を紹介していただきました。雷とキノコ、植物との関係やプラズマの研究で世界を飛び回る先生です。
始めに、マジックを使ってのマジックです。ここから不思議なことがたくさん始まります。
温暖化について、クイズ形式でわかりやすく教えていただきます。
日本人が一日に使うエネルギーは約10Kgだそうです。実際に10Kのデュワー瓶をもつとかなり重いですが、この量のエネルギーを使っているそうです。
エネルギーを作るものには、風もあります。ブロワーで斜めに風をあてても巨大風船は落ちません。
液体窒素の実験です。液体窒素で冷やすと風船が小さくなりますが、液体窒素から取り出すとみるみる戻っていきます。
液体窒素で冷やしたうまい棒を口に入れると、なんと鼻から出る息が白い!みんな大笑いでしたね。
火花放電実験です。近づけると手に持っただけのネオン管や蛍光灯までついてしまいます。子どもたちはとても驚いていました
次々にミッションが与えられます。
ペルチェ素子を手で挟み、手回し発電機を回すと、子どもたちから「熱い!」「冷たい!」と声が上がります。不思議だけど楽しそうです。
次のミッションは、光です。光を組み合わせて、紫や白、黄色の光をつくったあとは、「ミッション:ラスボス!白熱電球をつけろ!」です。みんなの力を合わせて頑張る子どもたちです。
最後は、振動おもちゃをつくりました。電気エネルギーから運動エネルギーへの変換です。歯ブラシ足になる不思議な動きのおもちゃに子どもたちは大喜びでした。
地球温暖化やエネルギー、発電についてのたくさんの楽しい実験をありがとうございました!