日誌

今年1回目の「避難訓練(津波対応訓練)」を行いました。

 今日の2校時目に、今年度1回目の「避難訓練」を行いました。本校は海岸からすぐ近くに立地しているので、「大きな地震が発生し校庭に避難したが、大津波警報が発令され、2次避難場所である近くの山(お伊勢山)に避難する」という想定で実施しました。地震発生⇒校庭に避難⇒人数確認(1次避難)までが3分、大津波警報発令⇒校庭を出発⇒走ってお伊勢山へ⇒人数確認(2次避難)までが10分でした。

 海に近づくルートはとれないので、お伊勢山まで遠回りをせざるをえませんでしたが、高学年児童が低学年児童の手を引いて、励ましながら避難をする姿が見られました。

 お伊勢山での全体会では、校長から次のような話をしました。

(1)放送や先生の話は、一人一人が自分で聞いて、どうしたらいいかを一人一人が自分で考えること。地震は学校にいるときにだけ起きるわけではない。今日の避難訓練は、そういうときの練習でもある。

(2)「お・か・し・も」(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)をいつもしっかり。

(3)家にいるときに今日の避難訓練のようなことが起きたら、自分はどうするか、どこに逃げるのかをお家の方と相談・約束しておくこと

 東日本大震災を知らない(当時生まれていても記憶にない)子ども達に対して、それを経験した大人がそのときのことを伝えることは大切なことと思います。今日の避難訓練がそのきっかけにもなるといいなと思います。