日誌

3年生「1年生にブックトークをしよう」発表会

 今日は、3年2組の児童が1年生教室に出向き、「ブックトーク」をしました。ブックトークとは、あるテーマに沿っていくつかの本を紹介する活動のことで、聞いている相手に読んでみたいなという気持ちを起こしてもらうことをねらいとして行うものです。3年2組の児童は、グループごとに「かえるの本」や「昆虫の本」「こわいはなし」などのテーマを決め、関連する本を一人1冊ずつ1年生に向けて紹介しました。内容をクイズにしたり、途中まで読んで聞かせたりした上で、「こんなにおもしろいので図書館で借りて読んでください」「続きが知りたい人は借りて読んでみてください」と、1年生に「読んでみたいな」という気持ちを起こさせるような工夫をしていました。また、1冊の絵本の読み聞かせを行い、「これと同じような本があるよ。もっと聞きたい人は3年2組に来てね」というグループもありました。

 このように、最後に発表(発信)することを目的に、その相手(1年生)にわかってもらうにはどうしたらよいかを考え(相手意識)ながら学習を進めることは、来年度から全面実施の「学習指導要領」で目指す「主体的・対話的で深い学び」に結びつく学びです。