日誌

川の上に中学校!?

 今日は、いわき市の歴史を研究している小宅幸一先生を講師として1年生の出前講座を行いました。テーマは「鮫川と植田中学校」でした。古い地図を見ると現在の植田中学校は、なんと鮫川が流れていた場所に建っています。今回、次のような先人の思いや努力を知る有意義な講座となりました。

 ① これまで生きてきた過去の人々は、自分たちの生活を良くし、さらに未来の人たちのために様々な努力をしてきたこと。

 ② 鮫川を洪水から守るようにした人々、旧河川を国から譲り受けた人々、学校を建てた人々、中岡を発展させた人々などが様々なことを考え、今の豊かさを築いてきたこと。

 ③ 私たちは過去の人々の努力の上で生活していること。(うまくいかないこともあるが、間違いなく昔に比べ生活がものすごく豊になったこと)

 ④私たちはそのことに感謝しなければならないこと

  そして、「生徒の皆さんも中学校で学んだり、部活動に励んだり、友達を作ったり様々な基礎作りをして、将来にそれぞれが社会の一員となって未来の子どもたちに役立つ立場になることを忘れないで欲しい」と締めくくられました。