日誌

植田中学校「朝のルーティン」から

 植田中学校「朝のルーティン」となっている生徒活動から、その一部を紹介します。

 学年運営委員会の生徒たちが、週ごとに交代であいさつ運動を行っています。植田中学校の生徒たちは、しっかりと声を出し相手を見てあいさつのできる生徒が多いのは、本校のよさの一つだと思います。

 朝は誰しも眠いものです。「元気がないから朝は声が出ない」などと考えるのではなく、元気に大きな声であいさつをするからこそ、「元気」や「やる気」が胸の内に湧い上がってくるのです!

 登校した生徒は、かばんや荷物の整理をした後、読書をしています。

 読書習慣を身につけることは、子どもたちの今後の人生の大きな糧になるものと思います。スマホやインターネット全盛の昨今ではありますが、紙の本で文字を追う時間は、生徒たちが静かに内省し自分に向き合う時間でもあり、大切にしなければならないと思います。本校では、どの学級もきちんと取り組んでいます。

 放送により全校一斉に「セルフコントロール」を行っています。机の上に何も置かず、手を膝に置き、背筋を正し目を閉じます。全身をリラックスさせ、集中力を高める取り組みです。校舎が静寂に包まれる時間です。

 崩れた姿勢に「やる気」は宿りません。まずは姿勢を正すことから朝がスタートします。