日誌

体験型経済教育施設「Elem(エリム)」ファイナンスパークでの体験学習(2年 総合的な学習の時間)

 いわき市の中学2年生は、体験型経済教育施設「Elem」3階のファイナンスパークにおいて、体験的に経済を学ぶ学習を行っています。本校の2年生は、9月20日(水)に1・2・3組、21日(木)に4・5組の生徒が施設へ出向き体験学習を実施しました。

 2年生の生徒たちの経済観念は、現時点では自分が各家庭でもらう「お小遣い」が中心であり、家庭生活には、毎月どれくらいの支出があり、決まった収入の中でどうやりくりしているのかということに、ほとんど関心をもっては来なかったものと思います。

 しかし、生活設計をするには、ある項目にお金をかければ、必ず諦めねばならない項目が出てきます。生活の中で何かを選ぶときには、選択肢を十分に吟味し、意思決定をすることが大切であり、その意思決定に伴う結果にも責任を持たなければなりません。人生は意思決定の積み重ねで成り立っているとも言えます。今回の体験学習が、生徒たちの今後の自立した人生設計に役立つことを期待しています。

 20日(水)の1・2・3組の体験学習においては、10名の保護者ボランティア 及び 2名の企業ボランティアの皆様が、生徒たちへアドバイスいただくなど、ご協力をいただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。