こんなことがありました。

避難訓練~災害や火災から身を守るために~

今日の避難訓練は,地震発生で1次避難したのちに火災が起きたとの想定でした。

生徒たちは,火災から身を守るために次のようなことに注意して避難していました。

1.火の粉や落下物から頭部を保護するために帽子などを被る。煙を吸わないために,口を覆う。姿勢を低くして逃げる。これは,一酸化炭素中毒を起こさないためですね。

2.将棋倒しにならないように押さない・駆けないなど,周囲の状況に配慮して逃げる。

3.延焼を抑えるために,窓は閉めて逃げる。空気の通り道を遮断するためですね。

 

逆に,地震の場合は,閉じ込められないように窓やドアを開けるようにするのが一般的です。災害の種類によって避難の仕方は変わってきます。

今日は,通常の避難経路に沿って,先生方の誘導で避難しましたが,災害は休み時間や放課後も起こる可能性があります。避難経路が遮断されたり,先生方の指示が届かなかったりすることも考えられます。そのような場合に指示を待っていたら逃げ遅れることにもなってしまいます。

災害の現場では,いかに素早く自分の身を守る行動をとれるか,一人ひとりの判断が求められます。そして,中学生であれば周囲の人の避難も手助けできる年代です。自分の身を守りつつ周囲の人の命も守れる人であってほしいと思います。

最近,めっきり寒くなってきて暖房器具を使う機会も多くなってきたはずです。家庭においても火気の取扱いには十分注意して過ごしてほしいです。