こんなことがありました。

NEW 教室の湿度対策検証中!

 11月下旬から、本校でもエアコンが各教室に設置され、冬は暖房に、夏は冷房に利用できるようになりました。

現在、各教室ではエアコンで暖房をしていますが、いわき市の場合、冬は異常乾燥注意報が発令されるなど、乾燥する日が多くあります。

 『学校環境衛生基準」によれば、冬の推奨温度は18~20℃で、相対湿度は30~80%を維持し、望ましくは50~60%の範囲を維持するとあります。

 現在、コロナ対策のために換気をして空気の入れ換えを行っているため、換気をすると温度も湿度も下がります。温度はエアコンやストーブで上げることができます。

 しかし、湿度においては、加湿器では教室全体を適する相対湿度を保つことは非常に困難です。

 

 そこで、今週2年1組を対象に湿度を上げるための検証をしています。具体的には、下の写真にあるように生徒の椅子の後ろに濡れたタオルを干して、湿度を上げる実験です。タオルも厚手のものや吸収性のあるタオルなど何種類かのタオルで実験中です。

 2年2組と比較して、効果が認められれば、3学期始めから全クラスで実施する予定です。なお、タオルや洗濯ばさみ等については学校の予算でまかないます

 

【2年1組で実験中のタオルを使っての湿度対策】

 

【朝の時点では湿度50%ですが、15時半現在は2年1組の温度と湿度は写真の通りです】