こんなことがありました。

了解 清掃時間でもSelf-Controlでも部活動でも・・・

 前回、掲載したTPO。生徒が清掃の時間に一番意識するのは「無言清掃」です。でもそれだけでは中学生としては物足りないです。

 やはり中学生であれば、清掃時間にどうすれば快適な学習環境を整えられるかを考えて清掃すべきです。具体的な例をあげれば、普段の掃き掃除や雑巾がけなどの決まったroutine(ルーティーン)だけをして、自分のnorma(ノルマ)が終わったら、終了の音楽や合図を待つ生徒がよくいます。(本校に限ったことではなく一般的に)

 しかし、大切なことは快適な環境を考えれば、たとえば「黒板の板書の跡が残っているから、もう一度きれいに拭こう」「黒板のチョークの粉が溜まっているので雑巾できれいに拭きとろう」「自分の担当の場所以外で汚れの目立つ所があれば、率先してきれいにしよう」など、見つけようとする眼があれば、清掃時間が今までと違って新鮮な時間になると思います。それができるのは植田東中生であると思います。

 

(掃除の様子)一生懸命に取り組んでいる東中生はとても立派です。でももっと高みを目指そう!You can do it !

【職員室:お世話になっている先生方への想いを込めて掃き掃除やゴミ収集をしています】

【男子トイレ:隅々まで細かいゴミを拾ってくれています】

【女子トイレ:しっかりと腰を下ろし雑巾がけをする姿、すばらしいですね】

【教室掃除1:教室の後ろの清掃が終わり机と椅子を引きずらずに、しっかり持って移動させています】

【教室掃除2:教室の隅までしっかりと目を行き届かせています】

【教室掃除3:一人ひとりが分担場所や役割を考えて行動していますね】

【階 段:男子も女子も掃き掃除や拭き掃除を丁寧にしています】

【音楽室:掃除機を使って絨毯をきれいにしています】

【技術室:水回りのステンレスをスポンジで洗っています】

【先生方も生徒に負けずに一生懸命に雑巾がけをしています。「師弟同行」や「率先垂範」によって、生徒と教師の信頼関係が築かれます】

【放送室:絨毯なので、通称コロコロでゴミを取っています】

【配膳室:給食を保管する所なので、念入りに掃除してくれています】

【体育館:広いフロアを少ない人数でモップがけしています】

【体育館通路:ブルーのマットが微妙にズレていたところを見逃さず揃えていました。まさにこの行動がグッド!】

【清掃終了後、きちんと整列し終了の合図を待っている生徒】

【心を落ち着かせて整列する生徒】

 

 また、清掃後に行う「Self-Control(セルフコントロール)」も慣れてくるとただやらされている感が出てきて効果的な振り返りができません。朝のSelf-Controlと帰りのSelf-Controlで日々の自分を見つめ改善するべきことは改善し、良かった所は続けることを通して、自分を高めてほしいと思います。

 間近に迫った市中体連大会で戦う時に、にわか仕込みの「平常心」や「克己心」の薄っぺらい精神では、本番で緊張し最大限に力を発揮することはできません。強いと感じるチームには日々の裏付けられた「平常心」「克己心」が存在します。

 清掃活動、セルフコントロール、部活動そしてもちろん学習において、自分を高める努力が必要になってきます。TPOを意識して行動することは、効果的な方法の一つだと思います。

 

 ※ 本校には、自発的に参加するボランティア「東隊」という組織があります。これは、有志が自らの意志で入隊し、トイレの便器をピカピカにするなど様々な奉仕を行う自慢の隊員です。1年生の皆さんもぜひ入隊してみてはいかがでしょうか?