こんなことがありました。

NEW 高校入試戦線異状有り!

 県立高校の入試が今の3年生から大きく変わることは以前から取り上げてきました。Ⅰ期選抜~Ⅲ期選抜という制度から変わり、3月上旬に前期選抜(特色選抜と一般選抜)が実施され、Ⅲ期選抜に変わる後期選抜が3月下旬に実施されるようになります。

 

 今まで2月初旬にⅠ期選抜があり早々と内定が出た時と異なり、県立高校への進学を希望する生徒は今まで以上に不安になることが予想されます。ましてや、Ⅰ期で少し高望みかもしれない憧れの高校を受験し、万が一、不合格ならⅡ期で志願先を変更できましたが、来年度からは一つの県立高校に絞る必要があり、実力相応の高校をと考えるケースが多いと思います。

 

 「行きたい県立高校」が第一希望であっても、私立高校を併願する生徒も多い傾向にあります。私立校を併願するとなると、昨年度は市内の東日大昌平高、磐城一高、磐城緑蔭高、茨城県の明秀学園日立高、茨城キリスト教学園高の5校から併願高を選択するケースが殆どでした。

 

 しかし、昨年、一昨年と単願のみで併願受験ができなかったいわき秀英高来年度に併願受験が復活します。3年前は県立高校の合格発表まで入学金等を待たない併願はありましたが、来年度は県立高校の合格発表日まで待つということで、今までいわき秀英高校を考えていなかった生徒の中でも、受験を考える生徒も多く出てくることが予想されます。(詳細はいわき秀英高のHPで)

 

 そして県立高校の入試が3月にずれ込むことで、2月に学力検査を実施する「福島高専」の受験者も増加するかも

しれません。

 

 このように、来年度の入試は大きく変革されるため、学校は進路情報を的確に把握し進路指導に活用していきますが、生徒や保護者の皆さんもぜひこの機会に、高校入試について十分に話し合って納得のいく受験を考えてほしいと思います。