植田東中学校 Ueda Higashi J.H.S.
昨日28日に予選リーグの初戦を勝利でものにした勢いで、本日29日の9時50分からの予選リーグ2戦目は四倉中との戦いでした。第1セットを取り、波に乗るかと思われた第2セットでしたが落として、最終第3セットにもつれ込みましたが、2-1で勝利し、予選リーグを2勝で決勝トーナメントに進出しました。
今年は、史上初の男女が同会場でバレーボールの試合をするということで、隣のコートで行われた男子の試合を観戦しましたが、さすがに迫力のあるプレーが続き、女子のバレーボール部員にとっても良い刺激となったことと思います。
午後から始まった決勝トーナメント!負ければ終わりという緊張感のもと、中央台北中との試合が始まりました。北中もメキメキ力をつけてきた強豪で第1セットを失い、後がない状況に追い込まれた第2セット。前半はシーソーゲームでしたが中盤にやや劣勢になり大きくリードされました。しかし後半の粘りでもう少しで逆転というところまでいきましたが、最後は相手に決勝点を奪われ、敗れてしまいました。
中には、現実を受け止められず、涙を流す選手もいました。でも観戦していて感じたことは、消極的なプレーで敗れたわけではありません。チームメイトが声を掛け合い、一人ひとりが持てる力を十分に発揮していました。ですから胸を張ってほしいと思います。一つ残念だったことは、選手の中で前の試合で突き指をしてテーピングをしながらの出場で思うようにスパイクが打てなかったことですね。
勝利は掴めませんでしたが、勝利以上にバレー部の皆さんを誇らしいと思ったことがあります。それは1試合目が終わり、選手がステージ上にいる校長の所にアドバイスをもらいに来た時のことです。
校長の私から「優勢な時は誰でも気分的に盛り上がるが、大切なことは劣勢の時にいかにチームが一つになるかです」という話をしました。選手の皆さんは話す度にうなずき、話を真剣に聴いていた態度を他の校長先生方が見ていたのです。そしてアドバイスが終わってから、ある校長先生が「植田東中の選手の聴く姿勢や態度は本当に立派ですね!見ていてすがすがしい。素晴らしい!」と絶賛してくれたことです。
もちろん、自分の学校が試合で勝つことはとても嬉しいことです。でも、一番嬉しく誇らしいと思ったことは、スポーツ選手として一番大切なことを、バレー部の生徒達一人ひとりが持っていたことです。今大会だけでなくバレー部の生徒達はいつも、挨拶や素晴らしい態度をとっていたことです。
植田東中のバレー部の皆さんは、勝利よりも大切な心を持っていること。それが最高の宝物です!
自分自身をそしてチームメイトを褒めてあげてください。そのくらい素晴らしく感動的な大会でした!
※白熱した中央台北中戦は、この後のビデオでご覧ください!
【四倉中戦でも持てる力を発揮してプレーしていました】
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