植田東中学校 Ueda Higashi J.H.S.
本日26日(水)、福島高専の先生が来校し、福島高専の魅力を説明してくれました。お話を聞いた中でとても魅力的な点と心配な点を抜粋して掲載します。
【魅力的な点】
1 福島高専は高校ではなく大学と同じカリキュラムであり高校生を生徒と呼ぶのに対して高専は学生と呼びます。
2 全国の高専の中で女子の割合が一番多く、女子の割合は約30%です。
3 高校の3年間と異なり5年間の学生生活であり短大卒業と同じ扱いになる。
4 高専は就職にとても強くいわゆる一流企業からの求人も多い。高専では約半分の学生が就職を希望するが、求人は約30倍。つまり学生一人が30社の中から自分の就職したい会社を選べる計算になります。
5 大学への編入学を希望する学生も約半分いますが、大部分の学生が東北大学や新潟大学など多くの国立大学に進学します。さらに魅力的なことは、国立大学をいくつでも受験でき、試験科目も1ないし2科目で受験できる点です。
6 来年度の県立高校の入試制度が変わり3月に受験するが、福島高専は推薦選抜が1月、学力選抜が2月で県立高校より早い進路決定になる。
しかし、よくわからないで高専に進学すると魅力的な点ばかりではありません。
【心配される点】
1 専門的な学科で学ぶので、自分の適性に合っていない時に進路変更が困難である。
2 レポート等を提出する機会が多いので、中学生時代に提出物を出さなかった生徒は苦しむことがある。
3 志をしっかり持って自主的に学習しない生徒は入学してから困るケースがある。高校は滅多にないが高専では留年もあり得る。
【高専のパンフレット。体験入学は9月28,29日】
【高専の特色ある5学科】
【就職は100% 大学編入はほぼ国立大学】
以上のことを踏まえた上で、県立高校や私立高校などとともに進路選択をしてほしいと思います。なお、あさっての28日(金)に高校説明会があり、磐城桜が丘、いわき総合、勿来工業、磐城農業、勿来の5つの高校から情報提供もありますので、ぜひ参考にしてほしいと思います。
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