こんなことがありました。

NEW 県立高校入試要綱説明会!

 本日10日(木)の午前にいわき市内の中学校長及び進路指導主事が出席して、令和2年度福島県立高等学校入試要綱説明会が行われました。

 ご存じの通り、令和2年度の県立高校入試は大きく変わります。今までのⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期選抜入試を廃止し。新しい入試制度に変わります。大きく変わる点は、昨年度までの2月初旬のⅠ期選抜入試が廃止になったことで、面接、小論文そして実技だけでの選抜入試はなくなります。

 つまり3月4~6日の前期選抜(一般選抜・特色選抜)そして3月24日の後期選抜になり、2月に内定が出ることはなくなります。3月4日(水)は一般選抜(学力検査等)、5日と6日は特色選抜(実技・小論文等)になります。詳しくは最後に掲載してある「令和2年度福島県立高等学校入学者選抜関係日程」をご覧ください。

 前期選抜の一般選抜は、学力選抜及び調査書等で合否を判定します。また特色選抜は面接、小論、実技などを行いう点では、今までのⅠ期選抜に酷似していますが、大きく異なるのは特色選抜でも前日に受ける学力検査及び調査書の点数も合否に大きく影響します。つまり県立高校を受験する生徒は必ず学力検査(5教科)を受験しなければなりません。なお、後期選抜は従来のⅢ期選抜入試制度とほぼ同じで、前期選抜を受験しなかった生徒または前期選抜で不合格になった生徒が対象になります。

 もう一つ今までの入試制度と異なるのは、昨年度まではⅠ期選抜でA高校を受験し、Ⅱ期選抜ではA高校でもその他の高校を受験してもかまいませんでした。生徒によってはⅠ期は少し高望みでも第1志望を受験し、Ⅱ期では学力で少し厳しいのでB高校を受験することが可能でした。しかし、令和2年度からの入試では一般選抜と特色選抜で同じ高校を受験しなければなりません。ですから特色選抜で残念な結果だった場合は一般選抜にまわりますので、学力的に合格レベルにないと厳しいという現実があります。

 このように大きく変わる入試制度の中、生徒や保護者の方々は大きな不安を抱いていることと思います。東中学校では、3年生が受験している学力テスト等での結果と本人の希望校について、これから十分に吟味して進路相談に生かしていき生徒の受験を全力でサポートしていきます。

 

 受験生である3年生にはぜひ次のことをしっかりと実践してほしいと思います。

・テスト等に一喜一憂せず、実力をつける努力を絶えまず行うこと!
・志望校から受験校を決定していく上で、自分の実力などの現状をしっかりと把握して決定すること!

・悩みや心配事があれば、遠慮なく保護者や学校に相談すること!先生方は親身になって相談に乗ります!

 

※県立高校を含め詳細につきましては、11月1日(金)の「高校入試説明会」で説明します。

 

【令和2年度福島県立高等学校入学者選抜関係日程】