こんなことがありました。

会議・研修 英語豆知識①(聞こえないんじゃない、始めから言ってないんだ!)

 テレビで予備校の英語のCMで「聞こえないんじゃない。最初から言ってないんだ!」というセリフを聞いたことがあると思います。

 例えば、 out  of は「アウダ」  ask  him は「アスキム」ってネイティブは発音するんですね。

 どうしても日本の学校では、out  of→アウト オブ ask him→アスク ヒム と習ってきたから聞き取れない。

 例えば、Check  it  out  ! はチェック イット アウトではなく、「チェゲラ」は有名です。

 私たち日本人にとってネイティブの発音がAuthentic Ennglish(本物の英語)とは知っているが、いくら英語を勉強しても聞き取れないというのはある意味、当然かもしれません。

 

 学校の英語教育で今まで教えてくれなかったことですから仕方ないかもしれません。

 50~60代の人たちの時には、How  do  you  do  ?  や This  is  a  pen .から習った人も多いと思います。

 How  do  you  do  ? はあまり今使いませんよね。Nice  to  meet  you. /  Glad  to  meet  you.などが主流。

 また、ペアで “Do you  have  a  pen ?” “Yes,  I  do.”と練習したことがあると思いますが、これでは会話とは言えません。“Do you have a pen ?” “Yes, I do.”の後に “ May  I  use  your  pen ? “ ” Sure . Please  use  it. ” などの自然な会話が必要です。

 

 話は前に戻りますが、英語の単語と単語の間の連結のルールを知っておかないと聞き取れないと言われます。

 例えば、先ほどの ask  himでは、hが省略されることから「アスキム」。他にも I'll  tell  her.は 「アイル テラー」と聞こえます。また tの後に母音が来るとラ行になります。

 他にも I  met  him  at  a  party.なら アイ メリム  アラ  パーティ!   

 But  I  think  he'll  come.はどう発音しますか。  答えは 「バライ スィンキル カム」

 やっぱり難しいですね。

 最後に、Not  at  all は「ナット アット オール」ではなく、「ナラロウ」と発音します。

※このように「英語の豆知識」「「英語の雑学」などを授業に取り入れると生徒達は食いつくように聴いてくれます。他にも英語と日本語の違いでも面白いネタがいっぱいあります。子供達に興味・関心を持たせていくために教師も多くの引き出しが必要ということです。

 最後の最後に、「聞こえないんじゃない。最初から言ってないんだ!」という英語のCMに出てくる高校生役の竹内愛紗さんは、いわき市の植田中の出身って知ってましたか?