こんなことがありました。

NEW 実習生の研究授業!

 本日11日(水)の2校時1年1組において、教育実習の米野先生「国語の研究授業」を実施しました。

本校の海老根先生の指導のもと、授業についてのノウハウを学んできた成果を出せた素晴らしい授業でした。

【授業の様子 part1】

 

【授業の様子 part2】

 

【授業の様子 part3】

 

 新学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び」が求められています。生徒中心の授業が今の時代に一番求められていることです。

  「何を教えるか」ではなく、生徒が「何ができるようになるのか」。生徒の資質・能力を育成するために「何を学ぶか」を指導内容に盛り込み、その内容を「どのように学ぶか」を構成する。重要なことは「子供一人ひとりにどのように支援するか」という観点で授業をすることです。「何が身に付いたか」を評価で見取り「実施するために何が必要か」を考えた授業を目指すことが大切です。

 とは言っても、大学生である実習生が「学ぶ側」から「教える側」になって授業をするわけですから、なかなか上記のようなことをクリアすることは困難です。一番大切なことは「教える情熱」そして「教師自らが楽しむ授業」を心がけて取り組めば及第点であると思います。

 これから教師を目指そうと思う後輩達がいれば、「子どもが好きで情熱がある」ことが必要不可欠な条件と思います。ぜひ、本校の卒業生の中にも「教職」を目指す生徒が一人でも多く出ることを期待しています。

 

【研究授業を終えた実習生の感想】

「今日は生徒の多くの意見や感想を発表させることができた点は良かったのですが、私と発表している生徒とのやり取りになってしまったことが反省点です。ペアで発表する機会を設けるなどで、意欲的に発表する雰囲気を作れればよかったと思います。」

 その後、授業反省会で「落ち着いた話し方や指導案の時間配分通りの授業など、教育実習生であれだけの授業ができれば十分な及第点です。生徒の反応を見て発問を変えたりする引き出しを多くすることはこれからです。」と話しましたが、このように本校出身の卒業生が頑張っている姿は素晴らしいですね。在校生の皆さんにも今日から始まった「体験活動」などで将来の自分を想像して前向きに頑張ってほしいと思います。