こんなことがありました。

NEW 激動の2学期スタート!

 24日間の夏休みが終了し、本日25日(火)に2学期の始業式を実施しました。生徒達は怪我や事故に遭うこともなく、また夏バテになることもなく、元気に登校してくれたことが嬉しいです。

 さて、臨時休業で1学期は通常の学校生活を送ることができなかったと思います。新型コロナがこの先早く収束することを願うばかりです。

 2学期の始業式にあたり、校長から式辞を述べました。その内容を掲載しましたのでご覧になってください。

【式辞全文】

 24日間の夏休みが明け、いよいよ今日から一年で最も長い2学期が始まります。みなさんにとってこの夏休みはどうでしたか。

 校長先生にとって、この夏休みは今まで味わったことがないものでした。3週間にも及ぶいわき市中体連大会ではとても疲れました。しかし、生徒の皆さんが大会で一生懸命に戦う姿そして勝って大喜びし、負けて悔し涙を流す姿を見れたこと、とても感動しました。それと同時に生徒一人ひとりがもっと輝くために先生方と一丸になって2学期に取り組んでいこうとあらためて決意しました。
 
 市中体連が終了してすぐに思ったことは、2学期に生徒の皆さんが充実した学校生活を送ってもらうためにはどうすべきかと、いつも考えていました。3年生の修学旅行、1・2年生の遠足そして合唱コンクールなど、今まで普通に実施できてきた行事ができるのだろうか?新型コロナの感染状況によって、生徒の皆さんが不安に感じているように、先生方もこの先の見えない将来を案じています。

 修学旅行ひとつとっても悩みが尽きません。修学旅行が実施できるかどうか、どの学校も悩んでいます。いくつかの学校では夏休みの時点で中止を決定しました。修学旅行も遠足も合唱コンクールも、実施に踏み切るか、中止にするか、とても難しい問題だと感じています。なぜなら100%安全とは言い切れないからです。しかしこれからの皆さんの意気込みやモチベーションを考えると1学期と同じように「あれもなし」「これもなし」と簡単に中止という残酷な決定はぜひとも避けたいと思い、胸を痛めています。校長先生も含めて先生方も前例のないコロナ問題で先を見通した計画が立てられないのが現状なのです。

 しかし、どんな難題でも、結論が出ない問題でも進む方向を決定しなければなりません時があります。最終的には校長である私が決定しなければならない責任があります。
 結論から言います。修学旅行も遠足も合唱コンクールも現状が大きく悪化しない限り、実施します。新型コロナ感染防止対策を先生方と協議を重ねて最善を尽くします。これが今始業式で皆さんに伝えられる方針です。先生方も皆さんのために2学期に最善を尽くす覚悟です。

 ですので生徒の皆さんもぜひ、この2学期はあなた自身を変える特別な学期にしてください。人は辛いことや悲しいことがあった時、「なにくそ!」と踏ん張り力に変えた時、一廻りも二廻りも成長します。見かけばかりを気にしている人より、本当に「かっこいい」という人は、逆境にくじけずに前を向き、ひたむきに自分を磨く人達です。東中の皆さんにはぜひそうあってほしいのです。

  話変わって、以前、冬季オリンピックで金メダルを取ったスピードスケートの小平奈緒選手についてのニュースを観ました。連戦連勝の無敵の強さでしたが、彼女にもスランプの時があったそうです。そんな彼女を救った言葉がインド独立の父ガンジーのある言葉だったそうです。その言葉とは「明日死ぬかのように生きよ。」
 言葉は違いますが、校長先生がいつも皆さんに話している「今を精一杯生きる」ことと同じだと思います。

 ガンジーの言葉でもう一つ素晴らしい言葉があります。それは「永遠に生きるかのように学べ」という言葉です。
 勉強が楽しくてたまらないなんて人はそういません。殆どの人にとって勉強は苦痛かもしれません。でもそれは勉強をやらされていると感じて学んでいるからです。自ら、自分を今以上に高めるためにそしてとことん頑張った自分に誇りを持てるようにこの2学期はチャレンジしてください。

 最後になりましたが、校長先生が今日、皆さんに話したことをしっかりと胸に刻んで、2学期はぜひ今までの自分の殻を破り、自分自身がどこまで成長できるか試してください。 皆さん一人ひとりが目標をしっかりと決めて、有言実行してくれることを大いに期待して2学期始業式の式辞といたします。

【2学期の抱負(1年)】

【2学期の抱負(2年)】

【2学期の抱負(3年)】