植田東中学校 Ueda Higashi J.H.S.
本日29日(金)、2年生全員に「心肺蘇生講習会」いわゆるAED講習会を実施しました。4校時に1組、5校時が2組、6校時が3組の順番で行いました。
講師には県立医大救急医療学講座教授の伊関憲教授に、そして生徒のサポートを医師1名、医学部生2名及び小名浜消防署員1名の方々にお願いしました。生徒達は初めての経験に戸惑いながらも、いざという時のために真剣にそして一生懸命に取り組んでいました。胸骨圧迫そして119番に電話する人やAEDを持ってくる人に声をかけるなど実践さながらに訓練に参加していました。
伊関教授にお伺いしたことで次の3点が大切と感じました。
1.今は人工呼吸に抵抗がある人も多い。だから胸骨圧迫だけを行う。そしてAEDがあれば利用すること。
2.人が意識を失った時に一番大切なことはその場でうろたえず、とにかく胸部圧迫をすぐに行うことで蘇生する確率が大幅に上がるそうです。意識がない人がいる時に、例えば先生に指示を仰ごうとその場を離れるのではなく、その場にいる人がすぐに胸骨圧迫をすること。
3.生徒の皆さんには、ぜひこの経験を忘れずにいざという時に即行動してほしい。
ホームページでも以前に掲載しましたが、救命練習キット(通称ミニアン)を各家庭で講習できるように貸し出しますので、ぜひご家庭で訓練してみてください。1分1秒を争う救命活動では、パニックにならずに迅速に行動できるかで大切な命を救えるかが決まると言っても過言ではありません。保護者、兄弟姉妹そして祖父母など家族みんなでコミュニケーションをとって実践してみてください。
【救急練習キット:ミニアン】
・貸し出し期間 1組:11月29日(金)~12月2日(月) 2組:12月5日(木)~12月9日(月)
3組:12月12日(木)~12月16日(月)
【映像やビデオを見ながら、正しい救命処置の知識と技術を身につけるために説明を真剣に聴いていました】
【2組:意識があるかどうか、肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と声をかける練習をしています】
【2組:近くにいる人に「AEDを持ってきてください」「119番に通報してください」と呼びかけています】
【2組:リズムに合わせて胸骨圧迫を実践しています。2分以上行うとハードです。複数で交代しながらが理想です】
【3組女子:全体の説明終了後、4つのグループに分かれて担当者から蘇生法の説明を聴いています】
【3組女子:人が倒れている時に近くの人を呼び、仕事を分担することが大切です】
【3組:AEDの電気ショックを与えて胸骨圧迫を繰り返し続けることが生死に関わってくると話していました】
【1組女子:近くの人にAEDと119番を呼びかける訓練をしています】
【1組女子:胸骨圧迫法で止まっている心臓に刺激を与え蘇生させようと必死な姿に拍手です】
【1組男子:AEDを使いのパットを適切な位置に貼り、電気ショックを与える訓練をしています】
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