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修学旅行記② 東京スカイツリー「希望の山桜」




東京スカイツリーの4Fスカイデッキには、三和町生まれの山桜が植えられています。
この山桜に、「希望の山桜」と名付けたプレートを、三和中学校生徒会を代表して、
3年生が設置する式典を実施しました。

現地には、
三和地区長会の会長である永山さん、
いわき観光ビューローの方々、
スカイツリーおよび東京ソラマチの関係者の方々にもお越し頂き、
無事にプレートを設置することができました。
ここに至るまで、多くの皆様にご協力を頂いたことに対し、
改めて感謝申し上げます。

プレート設置の後は、今年度前期生徒会長が挨拶を行い、
3年生全員で生徒会歌を斉唱して、これからの生活に向け、決意を新たにしました。

以下は、生徒会長挨拶の内容です。

東日本大震災から、5年の月日が経ちました。私たちの住むいわき市、
そして福島県の復興は、まだ完全とはならないものの、着実に進んでいます。
震災前の姿を取り戻すだけでなく、新たないわき市、新たな福島県として、
活気ある姿にしていこうと、多くの方々が力を合わせて、頑張っています。

日本の首都、東京のシンボルである、スカイツリー。
ここに、私たちのふるさと、いわき市の三和町で生まれた山桜があり、
厳しい環境の中、たくましく育っているというお話を聞いた時、
その姿は、福島県、いわき市の復興や、新たな学校として、統合2年目を迎える、
私たち三和中生の生活に対する、希望の象徴のように感じました。

これからの学校生活や、人生の中で、
私たちは様々な困難に立ち向かっていくこととなるでしょう。
そんな時、この「希望の山桜」のことを思い出し、
勇気や、元気をもらい、頑張りたいと思います。
また、このスカイツリーを訪れる人々にも、同じように、
勇気や元気を与える山桜であってほしいと思います。

いつか、私たちが大人になり、スカイツリーをまた訪れた時、
お互いに立派に成長した姿で、この山桜と再会できることを祈っています。