こんなことがありました。

防犯教室

 10日(金)に、全校生を対象に防犯教室を開催しました。防犯教室と言えば、不審者から身を守る方法などが一般的でしたが、今回は、インターネットやSNSを通して犯罪に巻き込まれないための方法や知識について、いわきメディア指導員の寺島先生からのお話しをいただきました。

 最近の中学生が犯罪に巻き込まれやすい事例として、SNSやネットゲームの書き込みによる知らない人との交流に起因するものがあげられます。友だちとトラブルになったり、人権侵害を受けて苦しむ中学生も多い現状です。また、犯罪の被害者としてだけでなく、社会生活への配慮に欠く投稿や間違った情報の選択により、犯罪の加害者にもなってしまう心配もあります。

 子どもたちを取り巻くネットの世界については、単なるフィルタリングなどの方策にとどまらず、実生活での規範意識をもとにした正しいネット社会への対応を学ぶことが不可欠となっています。ぜひ、ご家庭でも正しくインターネットを活用できるよう、SNSの使い方を含め、お子さんがどのようにネット社会と向き合っているのかご確認の上ご指導ください。

 講師の寺島先生におかれましては、ご多用のところ本校生徒の学習にご協力いただきありがとうございました。お話いただいた内容を、今後も振り返りながら子どもたちの生活に生かしていきたいと思います。