3年生美術 研究授業

昨日、3年生の美術の研究授業が行われました。

題材名は「風景」。版画のドライポイントの技法を使って作成していきます。

本時の目標は、「ニードルの使い方を身につける」こと。その使い方のポイントについて、担当の先生からモニターを使って実演しながらの説明がありました。

まずは、実際に直線と曲線の表現を練習していきます。OHPシートをワークシートに重ね、黒い部分の上を削ることで自分自身の彫り方を確認しています。その後は、周囲の生徒と見比べてみました。「え?全然違う!」という驚きの声も上がっていました。

次に立体感の出し方を学んでいきます。光の当たり方をイメージして多方向から彫るのがコツのようです。

そして、いよいよ風景を彫っていきます。時々黒いシートを重ねて、出来具合を確認しながら進めていきます。

その後はまた友達と見比べます。「うまっ!」など、ここでも驚きの声が上がっていました。

途中で担当の先生からアドバイスが入ります。「縦、横の引き方に得意不得意があるから、やりやすい方に紙を回転させるとうまくいくよ」。早速、それを実行する素直な生徒達です。

最後は、振り返りと次時以降の学習内容の説明がされました。もっと彫り進めたそうな生徒達の余韻が感じられる授業の終わりの場面でした。