こんなことがありました。
広島スタディーツアー(2)~ワークショップで自分たちにできることを考える
集会所に戻った生徒たちは、この地区の小中高校生と合流し、ワークショップを行いました。テーマは「被災時に何をどのように伝えるか」。自分たちの経験やこの日感じたことなどをもとに話し合いが続きました。世代も住む場所も異なるこの日出会ったばかりの生徒たちですが、共通の問題意識を持っているからか、どのグループも活発な意見のやり取りが行われました。
そして各グループによる発表が行われました。どの班も短い時間ながら様々な視点を盛り込んだ発表となり、表現力の高まりを感じることができました。
また平三中として、キャリア教育の一環として日頃から取り組んでいる活動の様子を発表しました。「福島に行くのは不安ですか?」「福島産の農作物には抵抗がありますか?」今も残る風評や偏見に対するストレートな問いかけに、会場の参加者も真剣にメッセージに耳を傾けてくれました。また、この時のプレゼンテーションを聞いていた朝日新聞の記者さんからは、今回参加した動機やこの日感じたこと、福島の現状などについて取材を受け、翌日の紙面で紹介されました。
20時近くまで続いた話し合いも終わり、すっかり打ち解けた生徒たちは笑顔で記念写真に収まりました。さあ、いよいよ翌日は平和記念公園での研修です(次回に続く)。
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