こんなことがありました。

車いすバスケ体験に向けての事前学習

 残念ながら2020年に実施予定だった東京オリンピック&パラリンピックは2021年に延期となってしまいました。平三中では昨年度からオリパラ教育の推進校として様々な活動を実施していますが、その目的はオリンピックやパラリンピックについて学習するものではありません。大イベントであるオリンピックやパラリンピックを通して、共生社会実現のためには自分たちは何をすべきかを学ぶのが目標なのです。昨年度はパラリンピックの銅メダリストでもある増子恵美さんをお迎えして、2学年で車いすバスケットボール体験を行いました。

                                        *写真は昨年度の模様です。

 そして今年も、あさって11月13日(金)に増子恵美さんを再びお迎えして2学年で車いすバスケットボール体験を実施することが決定!そこで、事前学習として学級活動で様々なことを考えました

 まずはどの程度オリンピックやパラリンピックについて知っているのかの確認です。さすがに五輪マークは描けるものの、パラリンピックのシンボルマークは…さまざまなマークが登場しました!

 その後パラリンピックの22競技を確認して、いよいよ共生社会実現のための学習です。もし車いすで体育館まで移動するとしたら…階段や段差はもちろん、トイレに行くのも水を飲むのにも困難が予想されます。それを取り除くための方策も考えましたが、バリアフリーを目指すのはもちろん、どんな人でも困難なく生活できる社会を目指そうとする「ユニバーサル・マナー」という考え方を知りました

 ゲーム感覚で楽しむ活動もあり、興味・関心を高めて2日後の車いすバスケットボール体験に臨むことができそうです。あさっては競技の面白さを感じるのはもちろん、共生社会実現に向けて考えるきっかけにしてくださいね!