こんなことがありました。

『ありがとう』という言葉の力

 本日の放送朝会は3学年が講話の当番でした。

 内容は『ありがとう』という言葉の力についてでした。みなさんも、講話の内容について再度考えてみましょう。

 

【講話内容(一部省略)】

 わたしが教師になりたての頃、ALTから日本語の「スミマセン」の使い方がよく分からないと言われたことがあります。話を聞いてみると、日本人は「I'm sorry」、「Excuse me」、「Thank you」のそれぞれの場面で「スミマセン」を使うので、区別するのに困ってしまうとのことでした。そう言われてみると、自分も「ありがとうございます」と言うべきところを「すみません」と言ったことがあると気づきました。それからわたしは、お礼を言うときや感謝を伝えるときは「ありがとう」、「ありがとうございます」を使うように心がけています。

 ある生徒が生活ノートに、『ほんのちょっとしたことでも「ありがとう」と言われるとうれしい』と書いていました。相手に感謝の気持ちを言葉にして伝えること、さりげなく使っている「ありがとう」という言葉の大切さを、改めて感じました。

 中学生のみなさんに限らず、わたしたち大人も、気恥ずかしさもあってか特に親しい間柄の人に対して「ありがとう」を省略してしまいがちです。しかし、「ありがとう」という言葉の力は、みなさんが考えている以上に大きいかもしれません。ぜひ、今までより「ありがとう」を多く言葉にしてみてください。