こんなことがありました。

「浜街道 桜ウォーク」に参加しました

 「社会とのつながりの中で自分自身の将来に役立つことを学習しよう」と活動している平三中のキャリア教育推進委員会。その趣旨に賛同して応援してくださるたくさんの方々のおかげで、毎年充実した活動を行っています。4月10日(土)には今年度最初の活動として、平三中とは5年目のお付き合いとなるNPO法人ハッピーロードネットさんが主催する「浜街道 桜ウォーク」の活動に参加しました。参加したのは2、3年生の7名の生徒たち。映像制作を行っているメンバーはもちろん、ホームページなどで活動を知って初めて参加してくれたメンバーもいます。活動がより多くの生徒のみなさんに広がっているのは嬉しいですね!

 開閉会式では、映像コンクールでの実績を評価されて平三中の2人が進行を務めました。急な変更やサプライズゲストの登場など予期せぬことがたくさん起こりましたが、さすがに全国で活躍している経験値豊富な二人。落ち着いた司会進行を行ってくれました。

 司会を務めていたら、嬉しい出会いがありました。この日参加者を代表して開会宣言をしたふたば未来学園高等学校3年生の渡邊さんは、なんと平三中の卒業生!学校で商品化を目指しているマドレーヌを参加者にふるまうなど、高校でも今回のイベントでも大活躍の先輩と交流を深めることができました

 開会式が終わり、平三中チームはバスで広野町の南部へ移動。いよいよここから約6キロの桜ウォークが始まります。いわき市同様ずいぶん葉桜になっていましたが、山桜やつぼみが大きくなってきた八重桜などを堪能しながらのウォーキングを楽しみました。

 しかし桜や景色を楽しむのもつかの間、生徒たちはあることに熱中…それは道路のゴミ拾いです。今回はゴミ袋を持ってのウォーキングでしたが、みんな桜街道を目指している国道6号をキレイにしようと一心不乱にゴミ集めを始めたのです。

 生徒たちは12月に聞いた理事長の西本由美子さんの「ごみを捨てる人ではなく拾える人になろう」という言葉が忘れられなかったのかもしれません。歩き始めて約90分。手もとには満杯になったゴミ袋がありましたが、生徒たちの表情はこの日の青空にも負けないくらい晴れ渡っていました