こんなことがありました。
広島スタディーツアー(1)~坂町の小屋浦地区で奉仕活動
11月半ばに2年生4名が広島を訪問。2日間の活動を通して、過去の震災や被災の実態をどのように広く発信し伝えていくかを考えました。
はじめに訪れたのは坂町の小屋浦地区。昨年7月の西日本豪雨により16名の方々が死亡または行方不明になった地区です。当時の状況を聞いたあと、氾濫して多くの命を奪った川沿いを歩きました。1年以上が経った今でも崩れたままの歩道やむき出しの家の土台を見て、被害の大きさを感じました。
実はこの地区は100年以上も前に土砂災害で44名の方が犠牲になっています。その史実を伝える石碑の前でお話しを聞いた生徒たち。昔の人が伝えたくても伝わらなかった事実を知り、自分たちはどのように伝えていくべきかを考えました。そして「自分たちもせめてこの地区のために何かしたい」と考えた生徒たちは、水害を伝える石碑や74年前の原爆投下により亡くなった方々を供養する慰霊碑周辺の清掃に取り組みました。
慰霊碑の前で黙祷を捧げた生徒たち。今回の参加者は、熊本地震や東日本大震災で被害を受けた地区の生徒たち、被災地のために募金活動を行っている東京の生徒たちです。様々なことを考えた生徒たちは、小屋浦地区の集会所に戻って、自分たちにできることを考え始めました(次回に続く)。
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