毎月７日は「おさかなの日」。いわき近海で捕れる常磐もののお魚を広くアピールして魚食への理解を進めようと、いわき市が定めています。３月５日（日）には小名浜のアクアマリンパークで、市内の飲食業のみなさんが集まってこだわりのメニューを提供。「社会との関わりを通して将来の生き方を考える」ことを目的に活動している平三中のキャリア教育推進委員会も、この日のイベントでお手伝いをさせていただきました。

　１～３年生の生徒９名がお手伝いをしたのは「いわきと創作らぁ麺 やま鳶」さん。２年前のいわきブランドの入浴液ＰＲ動画制作をきっかけに、子ども食堂やフードバンク事業など、たくさんのことを学ばせていただいています。この日は女将が作った常磐ものをふんだんに使ったおでんと焼きそばを提供。お客さんへの声かけやお会計、商品の受け渡しと、生徒たちは会場にいらっしゃったみなさんと積極的に接していました。その結果、なんと１１時過ぎには完売！急遽お店から麺やスープを取り寄せて、ラーメンへの販売に切り替わりました。

　忙しく活動する合間を縫って、お昼時にはやま鳶さんのラーメンをいただきました。福島県ラーメン総選挙でも上位にランクされる人気店の味に、自然と笑顔があふれます。

　そして何とやま鳶さんのブースに、いわき市の内田市長も立ち寄ってくださいました。

　はじめは声も出せずに戸惑っていた生徒たちも、まわりのお店に負けじと工夫を凝らし、たくさんの客さんと笑顔で接することができました。途中には同級生からの差し入れや担任の先生の激励も受けた生徒たち。今回もたいへん貴重な経験をさせていただきました。やま鳶さん、本当にありがとうございました！