こんなことがありました。

パナソニックKWN日本映像コンクールを終えて(4)

 先週の決勝審査会で日本一に輝いた平三中のキャリア教育推進委員会。当日授与された盾の他に、たくさんの副賞が届きました。その目玉とも言えるのが、ユニフォーム各種です。スポーツチームをスポンサーとして応援しているパナソニックさんが主催のコンクールだけあって、それらのチームの選手のみなさんからサイン入りユニフォームが贈られたのです。

 まずはバレーボールVリーグの強豪「パナソニック・パンサーズ」に所属する清水邦広選手のサイン入りユニフォーム。「ゴリ」の愛称で知られ、日本代表での活躍も記憶に残る清水選手からのプレゼントです。

 続いては、2019年のワールドカップの熱狂も記憶に新しいラグビーから、名門チーム「パナソニック・ワイルドナイツ」のキャプテン坂手淳史選手のサイン入りユニフォームです。ワイルドナイツと言えば、稲垣選手や堀江選手、福岡選手などが所属する人気・実力ともにトップクラスのチーム。19年のワールドカップ日本大会に出場して現在はフッカーとして主将を務める坂手選手からは、チームが一丸となって勝利を目指す姿勢が番組制作にも相通ずるものがあると表彰式の際に教わりました。

 そして最後は サッカーJリーグのガンバ大阪ですが、何とすべての選手のサイン入りです。宇佐美選手や井手口選手、東口選手、藤春選手、パトリック選手…と、人気も実力もある選手全員がサインを寄せてくれました。ユニフォームの胸に付けられている星(今までの優勝回数を表しています)が誇らしいですね。また、サポーターが着用する12番のユニフォームもいただきました。ちなみに2年前に最優秀作品賞を受賞した際には、日本の至宝である遠藤保仁選手のサイン入りユニフォームが平三中に贈られており、とても貴重な2枚が揃いました。大切にしていきたいですね。

 今回のコンクールを終えての感想は、作品の中でいちばん多くの声が収録されている新妻瑚子さんのものです。実はこの作品はドキュメンタリーにありがちなインタビューがいっさい含まれていません。というのも、ある価値観を一方的に押しつけるのではなく、様々な体験をした生徒たちの生の声やリアクションを大切にしようという意図なのですが、その多くを発しているのが瑚子さんです(トマトの方です)。豊かな感受性から生まれたコメントはこの作品をよりリアルなものにしてくれました。4月からは生徒会長としての活躍も期待していますよ!

 この1年間を通して、いろいろな方々に出会いました。過去の教訓を次に繋いでいこうと、前を向いて頑張る方々。今のいわきや福島の自然を生かして、再生可能エネルギーを発展させている方々。そして、私たちの活動を応援してくださった方々。その人たちや、先生、仲間と創りあげたこの作品が3つもの賞をいただき、本当にうれしいです。ありがとうございます。応援してくださったみなさんに感謝を伝えたいです。