こんなことがありました。

2年3組 道徳の授業

 本日、教育実習生への示範授業として、道徳教育推進教師による道徳の授業が行われました。

「誰に対しても公平に接する」という主題について、合唱コンクールに関わる「最優秀」という教材で行われた授業は、合唱コンクールを2週間後に控えた現在の自分たちの姿と教材の主人公たちを重ね合わせて考えられるものでした。

『公正』という概念の捉え方が難しい内容ではありましたが、子どもたちは教師の問いかけに対し真剣に自分なりの考えを導き出そうとしていました。自分とは違う考えを尊重しようとする雰囲気も感じられ、深まりが見られました。

 道徳の授業は価値の押しつけではありません。教材や教師の働きかけに対して自分の考えを巡らせ、他の考えに影響を受けながら、主題について考えを深めていくことが大切です。今日の授業は、日常の道徳の授業の充実ぶりが感じられるものでした。教育実習生にとっては、とても勉強になる時間だったと思います。