こんなことがありました。

パナソニックKWN日本映像コンクールを終えて(2)

 「最優秀作品賞」をはじめ3冠に輝いた平三中キャリア教育推進委員会の映像制作グループ。みんな中学校に入学してから映像制作に取り組んだ生徒たちばかりですが、今回の作品を創りあげた技術は一朝一夕に身につくものではありません。選挙啓発動画や学校紹介ビデオなど、いろいろな番組制作を通してアングルや間合いの大切さやナレーション技術、取材のマナーなどを学んでいったのです。

 昨年の11月1日に実施した「周防正行監督インタビュー」もそのひとつ。日本を代表する映画監督である周防さんに、いったいどのように接したらいいのか…こういった経験のひとつひとつが生徒たちの力を高めていきました。そして何と!周防正行さんご本人から生徒たちへお祝いのメッセージが届きました!

 「周防です。良かったですね。取材を受けていても楽しかったです。おめでとう」

 周防正行監督に自分たちの作品を見ていただけたとは、とても光栄なことですね!

 さて、今回紹介するのは、周防正行監督インタビューや浪曲師の玉川奈々福さんインタビュー、各種スタディーツアー、NPO法人応援動画制作など、今までのすべての活動に皆勤賞で参加している若松叶恵さんの感想です。ひとつひとつの活動を終えるたびに技術が高まり、活動に取り組む姿勢もどんどん積極的になりました。3年目を迎える来年はさらにどんな成長を見せるのか、今から楽しみですね。

 今回「ベスト未来探究賞」「パナソニック社員賞」そして「最優秀作品賞」という3つの賞をいただけたことにすごく驚いています。半年以上続けてきたこの活動が、このような形で評価していただけたことがすごく嬉しいです。コロナ禍で世の中がたいへんな中、半年以上もの間活動を続けることができたのも、たくさんの人の協力があってこそだと思います。この活動を通して、たくさんの方々との出会いがあったり、いろいろなことを学び感じることができました。本当にこの活動に参加できてよかったです。ありがとうございました。