こんなことがありました。

福島民報さんにパラスポーツ体験の記事が掲載されました

 オリンピック・パラリンピック教育推進校として、共生社会の実現に向けた様々な取り組みを実施している平第三中学校。2年前の車いすバスケットボール、昨年度のボッチャに続き、今年度は1年生全員で5つのパラスポーツを体験しました

 

※車いすバスケットボール

 「視力が悪いからメガネをかけるのと同じように、足が不自由だから車いすに乗っているだけだよ」という菅野さんの言葉の意味をかみしめながら取り組みました。ダブルドリブルがなく、2回車輪をこいだらボールをバウンドさせるかパスをしなければならないというルールはありますが、コートの広さもボールの大きさもゴールの高さも普通のバスケットボールと同じです。座ったままのシュートはなかなかリングに届かず、車いすバスケットボールの選手たちのすごさを実感したようです。

 ※ボッチャ

 こちらも個人で金メダルを獲得するなど、日本選手が大活躍した種目です。ジャックボールと呼ばれる白い基準球に、赤と青のどちらのチームがより近く最終的にボールを置けるかを競います。1投ごとに変わっていく戦況を読みながら、どこにどのような強さでボールを投じるか戦略が勝負の行方を左右します。冬のオリンピックでおなじみのカーリングに似た競技ですね!

※シッティングバレーボール 

 腰をフロアに付けたままプレイする6人制バレーボールです。バドミントンのコートで行いましたが、普通のバレーボールではなかなかラリーが続かないことから、ビーチボールを代用。これも「ルールを工夫すれば誰でも楽しめる」というパラスポーツの理念を感じることができますね!

※フライングディスク

 いわゆるフリスビーを10投して、5m先のリングを通過した数を競います。ちなみにこれはアキュラシーという正確性を競う種目ですが、飛んだ距離を競う種目もあります。腕を巻き付けるようにして水平に正確に投げるのは意外と難しい!

※卓球バレー

 卓球なの?バレーボールなの?と思わずツッコみたくなる競技名ですが、足腰が不自由でも力が弱くても楽しめるユニバーサルスポーツです。卓球台の3辺に2人ずつ腰掛けて、ネットの下をくぐってきた卓球ボールを横長の板で3回以内に相手コートに打ち返します。ちなみにボールには音の鳴る鈴が入っていて、視力が弱くても楽しめます。いちばん穏やかな競技…と思いきや、試合中はすごい盛り上がり!単純なだけに興奮し、ラリーが続くだけに集中できるのが原因のようです。

 それぞれの競技を30分間たっぷりと楽しみましたが、パラスポーツにはまだまだ他にも誰もが参加できるけれどとても奥が深い競技がたくさんあります。今回は湯本町にある「いわきサン・アビリティーズ」さんの全面的な協力で実現しましたが、サン・アビリティーズさんでは毎週パラスポーツの体験教室を実施していて、障がいのある方はもちろん誰でも気軽に参加することができます。実は今回の体験教室も、7月に平三中の生徒10数名が自主的に出向いて参加したのがきっかけで実現しました。

 共生社会実現のために中学生にできることはまだまだたくさんありそうです。東京オリンピック・パラリンピックは終わってしまいましたが、生徒たちのゲームはまだまだ続きます。