異例の夏休みが終わり、2学期始業式~その2~
始業式に続いて、各学年代表から夏休みの生活の振り返りと2学期の抱負について発表がありました。新型コロナウイルスの影響により様々なことに耐えた夏休みの様子とともに、2学期の学校生活に対する期待と強い思いが感じられました。
【1学年代表~発表要旨~】
夏休みの生活について、よかったことは二つあります。一つ目は計画的に夏休みの課題を終わらせられたことです。事前に計画を立てることで、予定通りに終わらせることができました。二つ目は家の手伝いを進んで、たくさんしたことです。反省点は、コロナの影響で部活動が休みになってしまったため自宅で自主トレーニングを行おうとしましたが、それが疎かになってしまったことです。
2学期の抱負は二つあります。一つ目は勉強面で、テストの成績を上げることです。そのために毎時間の授業に真剣に取り組み、復習をしっかり行いたいです。二つ目は部活動についてです。2学期に行われる新人戦は、中学生になってはじめての試合です。これまでの練習の成果を生かして、一つでも多く勝ちたいです。コロナ禍でたいへんな毎日ですが、これらの目標を達成できるように努力していきます。
【2学年代表~発表要旨~】
本来であれば全力で部活動に打ち込んでライバルと切磋琢磨したり、友人と遊びに出かけて思い出をつくったりできたはずの夏休みでした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い私たちの行動は制限されたため、充実した夏休みを送ることができたとはいえない人もいると思います。実際、私も8月以降はやむを得ない外出以外はほとんど外へ出ることはありませんでした。目標のない日を淡々と過ごし、今日の始業式を迎えてしまったことを反省しています。
生活リズムを維持することはできたものの、「部活動に全力で励む」という目標については、最低限のストレッチや体幹トレーニングを続けることしかできませんでした。自分の弱点を把握してそれを補うためのプラスαを集中して行うべきだったと反省しています。勉強に関しては、課題を計画的に進め余裕をもって終わらせることができました。しかし、何もせずに過ごしているスキマ時間を1学期の復習に充てれば、さらなる学力向上も図れたと思います。今後は効率のよい勉強方法や時間の使い方を考えていきたいと思います。
2学期の抱負は「今自分にできる最大限のパフォーマンスを発揮し続ける」ことです。勉強においても部活動においても、できない理由を探すのではなく、コロナ禍の状況で自分にできることを考えながら行動し、自らの手で充実した生活をつくっていくことが大切であることを実感しました。全力でベストを尽くし、悔いの残らない充実した2学期を過ごしていきたいと思います。
【3学年代表~発表要旨~】
とうとう中学生最後の夏休みが終わってしまいました。この夏休みはコロナの影響で僕たちサッカー部の最後の試合が突然なくなり、不思議な引退をしました。そこからは受験生として気持ちを切り替えました。塾の夏季講習や自主学習などで、苦手な分野を基礎から学習し直し克服に努めるなど、積極的に学習に取り組むことができました。
時には運動したり、ゲームをしたりテレビを見たりと、気分転換もしていました。東京オリンピックを見ていると、僕たちを同じくらいの年齢の人が出場し、メダルを獲得していることに驚きました。また、試合後のインタビューで、「オリンピックに出場できたこと以上に、大会を支えてくれたすべての人々に感謝します」と多くの選手が話していたことに感動しました。
僕たち3年生の2学期は、修学旅行や合唱コンクールなど思い出に残る行事が待っています。どちらも、成功させるためにはクラスの気持ちを今まで以上に団結して取り組まなければなりません。同時に、受験生としてそれぞれの進路を実現するために、勉強にも集中して取り組まなければなりません。受験は団体戦だといわれます。毎時間の授業を大切にするために、週番を中心にみんなで協力して学習環境を整えていきたいと思います。様々な制限がありますが、コロナの感染防止に努めながら1日1日を無駄にしないように生活していきたいと思います。
学年代表として発表してくれたみなさん。3人ともたいへん立派に思いを伝えてくれました!
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