こんなことがありました。

東京大学出前講座(2)説得・納得ゲームに挑戦!

 9月17日(木)にいわき産業創造館で行われた「東京大学出前講座パート2」東京大学先端科学技術研究センター、いわき市役所、FMいわきのみなさんに全面的なご協力をいただき実施しましたが、そのメインとなる活動が「説得・納得ゲーム」です。自分たちの考えをまとめて発表する…というのは誰でも経験がありますが、実社会ではそれに対して厳しい意見が返ってきたり、さらに改善するためのフィードバックが返ってきたりするのが当たり前。その過程を生徒たちが体験して、自分たちの考えをブラッシュアップさせていこうというのがこの活動の趣旨です。いったいどんな局面が待ち構えているのか… 期待と不安の中、生徒たちは念入りに準備を進めました

 生徒たちは「10年後のいわきの未来」をよりよいものにするために、起業家となって会社を設立します。そのための出資金を銀行から融資してもらうのですが、会社設立のねらいやアピールポイント、そして克服すべき改善点などをプレゼンします。★1つの金融機関はいわゆる信用組合レベル。班のみんなに寄り添って快く出資をしてくれるブースが多いようです。FMいわきのパーソナリティーで7月10日の東京大学出前講座パート1でもMCを務めた飛田さんとベティさんも、出資者として参加してくださいました

 それに対して、★★★の金融機関はいわゆるメガバンク東京大学の教授陣やいわき市役所の産業振興部長など、そうそうたるメンバーが出資者を務めます。鋭い質問やツッコミ、時にはかなり厳しい指摘が返ってきます。それでもめげずに生徒たちは自分たちの会社を様々な角度からアピールしていきます。

 ゲームの時間は90分でしたが、休みまもなくブースを駆け回ってプレゼンを行う姿や、受けた助言を説明に盛り込もうと原稿の見直しを行う姿があちこちで見られました。

 ブースを回った様子は、会場中央に設けられたゲームボードに記録されていきます。そしてタイムアップ!いったいみんなどれだけの出資を得られたのでしょうか?その結果は次回ご報告します。