こんなことがありました。

車いすで街歩き体験~いわき駅からアリオスへ

 本格的な冬が到来して、朝の冷え込みが氷点下となった12月19日(日)。共生社会実現のために自分たちにできることを考え実践しているキャリア教育推進委員の2年生は、寒さにも負けず朝9時にいわき駅に集合。車いすでいわき芸術文化交流館アリオスを目指しました

 車いすでも利用しやすいようにエレベーターのボタンが低い場所に設置されたり、ポストの投函口も手が届くところにあるなど、車いすに乗ってみてわかる街のやさしさがありました

 その一方で、普段ならまったく気にならないちょっとした段差や道の傾きなどが、車いすユーザーの方には大きな障がいになることも実感しました。信号の点滅がいつもより早く感じます。歩道がない道路では車の往来が気になります。また、電話をかけるにも受話器にさえ手が届きません。

 徒歩で15分の道のりを、約3倍の45分かかって目的地のアリオスに到着。いろいろなことを学び感じた車いすでの街歩きとなりました。この後生徒たちはアリオスのやさしさを実感。その様子は次回お伝えします。