こんなことがありました。

東京大学出前講座パート1が行われました!

 7月10日(金)に、昨年度末から準備を進めてきた東京大学出前講座パート1が行われました。これはキャリア教育の一環として、いわき市・FMいわき・東京大学・平三中の協働事業として2年生を対象に実施したもので、中学校を舞台にこれだけ大規模な事業が実施されるのはたいへん珍しいこと。たくさんの方々や関係機関のみなさんのお力添えのおかげで実現しました。この場を借りで御礼申し上げます。

 進行を務めたのは、FMいわきの人気パーソナリティの飛田さんとベティさん。番組そのままのテンポの良さに、生徒たちもすっかり惹き込まれていきます。そして何とベティさんは平三中の卒業生!昨年も職業講話で来校してくださっており、強いご縁を感じますね。

 まずはじめに講演してくださったのは、いわき市産業振興部産業創出課産業企画係主査の江尻保広さん。震災後にいわき市が取り組んでいる再生可能エネルギー推進事業やチャレンジすることの大切さについて、お話をしていただきました。しかも何と何と江尻さんも平三中の卒業生!将来の目標実現に向けて熱く語る先輩の姿に、自分たちもしっかりと目標を持って毎日を過ごしていかなければ…と感じたようです。

 休憩を挟んで、いよいよ東京大学先端科学技術研究センター特任准教授の飯田 誠先生の講演が始まりました。エネルギーや風力発電の研究についてのお話は決して易しい内容ではありませんでしたが、熱心に耳を傾けてメモを取ったり、与えられたミッションに真剣に答える姿が見られました。その2年生の姿勢には講師の先生方からも賞賛の声が寄せられました。

 講演会は終了しましたが、実はこの日がスタート地点。自分自身が10年後のいわきを考え創造していくというミッションに始まり、9月に実施されるラトブ6階を貸し切っての東京大学出前講座パート2、エネルギーについての調査・研究…と、最終的には来年3月までの活動が計画されています。

 今日受けたたくさんの刺激を、これから築いていくキャリアに役立てて、ひとりひとりの未来予想図を完成させていきましょう!