こんなことがありました。

年末年始だからこその「子ども食堂」ボランティア

 ラーメン店営業の時間外にフードバンク事業を手掛ける「いわきと創作らぁ麺 やま鳶」さんに取材に行ったとき、ご主人の曲山 修太さんから伺った言葉があります。「学校が休みになって役所が閉まる年末年始は、フードバンクや子ども食堂の利用者が増えるんです。こういう時こそ民間の力が必要ですよね…」

 確かに、「食べること」に土日も年末年始も関係ありません。そこで、若葉台の「悠々の里」さんが行っている子ども食堂の活動に、夏休みに引き続き冬休みも生徒たちがお手伝いをさせていただきました。

 今回参加したのは1~3年生の生徒4名。初めて参加する生徒も、経験者からアドバイスを受けてどんどん自分ができる仕事を見つけて取りかかります。

 そして今回も、趣旨に賛同してくださった保護者2名の方々も、活動に参加してくださいました。年末年始そして夕方のお忙しい時間帯にも関わらずご協力いただき、本当にありがとうございます。

 この日の献立は餃子とチャーハン。生徒たちが協力して作業できるようにと考えられたメニューです。さらに余った餃子のタネは肉団子にしてスープに入れることを決定。みんなのアイディアで、どんどんお弁当の内容が膨らんでいきます。

 完成したお弁当を利用者の方々にお配りして、今回の作業は終了です。「悠々の里」のみなさん、貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。なお、今年取り組んできた「食」をテーマに、生徒たちは3分間のテレビ番組を制作中です。インタビューや取材、そして撮影の様子などは後日ご報告します。どのような番組が完成するのか、楽しみですね!