こんなことがありました。

小名浜の大原集合公営住宅で砂絵教室のお手伝い

 合唱コンクールでも映像で紹介があったように、平三中の生徒たちはキャリア教育推進委員会として、地域の社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。11月2日(土)には、小名浜の大原団地で「鳴き砂を用いた砂絵教室」のお手伝いをしました。大原団地は原発事故の影響で双葉郡からいわき市に避難している方々が暮らす集合公営住宅です。平三中の生徒たちは、2年前の中原団地、去年の高萩団地に続き、3年続けてお手伝いをさせていただきました。

 会場の準備が終わったら、砂絵づくりのスタートです。この日参加した2年生・3年生の生徒たち自身も、砂絵を作るのは初めて。NPO法人いわき鳴き砂を守る会のみなさんから助言を受けながら、台紙にデザインを描いて着色した砂で色をのせていきます。

 非常にに繊細な作業ですが、集中して丁寧に仕上げていきます。デザインも配色も自由。それぞれが自分の感性をもとにオリジナルの作品を完成させました。色合いはもちろん、細かなグラデーションも見事です。

 砂絵が完成したあとは、参加者みんなで楽しい一時を過ごしました。この日の感想を述べあったり学校生活などを紹介したりと、みなさんと活発にお話をしました。また、この日参加していた方が作った折り紙の花瓶をいただいて生徒たちは大喜び!いっしょに記念写真も撮らせていただきました。

 最後に全員で自分の作品を手にして写真を撮りました。会場の後片付けを終えた生徒たちは「初めてだったけど砂絵が大好きになりました」「ぜひまたこのような活動に参加したい」と話していました。大原団地のみなさん、鳴き砂を守る会のみなさん、NPO法人みんぷくのみなさん、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました!