こんなことがありました。

チャリティー・ムービー・プロジェクト~今年も社会貢献活動に参加します!

 「中学生にもできる社会貢献がある」…このような理念のもと、日本フィランソロピー協会が主催する社会貢献活動に献身的に参加してきた平三中の生徒たち。2年前までは東京都心を東北・東京・熊本の中学生でタスキをつないで約30kmを駆け抜ける「チャリティー・リレー・マラソン」、昨年は津波で甚大な被害があった石巻や、原子爆弾の投下や台風による被害を受けた広島を訪れて学習や募金活動を行った「チャリティー・チャレンジ・プロジェクト」に参加してきました。しかし今年は新型コロナウィルスの影響で「ボランティア活動ができるのだろうか」と不安に思っていたところですが、オンラインで全国のNPO法人を支援する取り組み「チャリティー・ムービー・プロジェクト」が実施されることになり、第1回目のキックオフ・ミーティングが8月8日(土)に実施されました。集まったのは日頃からボランティア活動への関心が高い生徒たち。1年生チームと2年生チームが参加しました。

 1年生チームは障がい者への支援を行っているNPO法人「多摩草むらの会」(東京都)2年生チームは病院で過ごす時間の長い子どもたちを支援しているNPO法人「日本クリニクラウン協会」(大阪府)を支援します。この日の会議では、全国各地の中高生たちと支援先への思いや疑問点などについて話し合いました。

 ステイホーム期間中にリモートを体験した生徒も多くいて、生徒たちは積極的に参加者とコミュニケーションを図っていきます。あっという間の3時間30分でしたが、終わる頃には自然とモニター画面に食い入るように姿勢が変化していきました。

 とはいってもこの日はようやくスタート地点に着いたに過ぎません。今後は支援先のNPO法人の方とコンタクトをとったり、定例のウェブ会議を行ったりしながら10月末までに動画制作を行い、最終的にはNPO法人への寄付を募る活動を行います。「新しい生活様式」の中での「新しい社会貢献活動」にチャレンジする生徒たちの活躍を期待しましょう!