こんなことがありました。

3・11震災メモリアル発表会に出演(1)

 3月11日(木)。東日本大震災から10年目のこの日、たくさんの追悼行事が行われました。平三中でも卒業式に向けた準備が行われていましたが、作業を中断して黙祷が行われました。

 そしてその頃ラトブ6階のいわき産業創造館セミナー室に、平三中の2年生8名の姿がありました。目的は「3・11震災メモリアル発表会」に参加するためです。これまでの10年の総括をするとともに、故郷いわきのこれからの10年を考えていこうという取り組みで、いわきの会場からは福島高専のみなさんと平三中が参加しました。

 MCは講演会や出前講座の司会を務めたり、ラジオ番組で毎月取り組みを紹介してくださった飛田さんです。

 はじめに、主催者であるいわき市役所産業振興部の小松部長、そしてこの活動をずっとサポートしてきた福島イノベーションコースト推進機構からもウェブでごあいさつをいただきました。

 続いては福島高専チームの発表が行われました。風力発電の学習をしているみなさん、そしてメンターとしてその活動をサポートしているOBの方とは12月の相双地区スタディーツアーでご一緒しています。専門的な学習内容やこれからの進路に向けての思いを熱く語る先輩方の姿は、中学生の心にも強く印象に残ったようです。ウェブ上での中学生からの質問にもていねいに答えていただきました。

 そして時刻は14時46分。参加者全員で、震災で亡くなった方々へ黙祷を捧げました

 黙祷の後は、いよいよ平三中の生徒たちの発表。その詳細は次回ご紹介します。