出来事

あじさい運動の取り組み、福島県に発信する

 

平二中の生徒会活動である「あじさい運動」や「あじさい俳句コンクール」などのいじめ防止の取り組みが県の教育委員会に認められ、本校生徒会本部役員が、県教委主催の「いじめ防止ラウンドテーブル」に参加しました。

本校生徒会は、浜通りから唯一選出され、会津地区代表の北会津中学校、中通り代表の石川中学校の生徒会役員と交流しました。

6月に「いじめに関するアンケート」を実施し、その結果を生徒会役員自身で考察しました。気づいたことのひとつのうち、「いじめている人といじめられている人のいじりといじめの考え方・感じ方に違いがあるのではないか」といった意見を発表しました。

「分かっていても、思いをうまく伝えられない人が多い」という現状を踏まえ、勇気を持ってもらえるような取り組みのひとつとして、昨年度好評だった動画コンクールのお題を「いじめ防止」にしてはどうか、ということで、PR動画を脚本・撮影・編集したものを発表しました。(この動画の内容は近日中に全校生に発表予定です。)

 

(↓スライドの一部抜粋)

後半はグループごとに分かれて意見交流を行いました。初めて顔を合わせる他校の生徒を相手に、テーマについて意見を切り出す姿は大変立派でした。

大人の力ではなく、中学生自身の立場でいじめについて考えました。新型コロナウイルス感染予防のためオンラインで開催されましたが、画面越しに熱が伝わってくるかのような白熱した議論でした。北会津中学校生徒会や、石川中学校生徒会の取り組みの良い点を取り入れつつ、私たち平第二中学校の生徒全員がいじめをなくすためのコミュニティを大切にすることができるよう、生徒会として何ができるかを考え、今後の活動に繋げてほしいと思います。