学校便り「あすかい」

遠野和紙体験

 令和5年9月14日(木)、6年生で、「地域に伝わる伝統文化を調べよう」をテーマに、遠野和紙の体験をしました。講師は、地元で遠野和紙のお店を経営している職人の方です。
 まずはじめに、遠野和紙の歴史についてお話いただきました。400年以上の伝統があり、明治20年頃、今から136年前は、600戸ほどが生産に従事していましたが、昭和40 年頃、今から58年前には1戸、平成22年には廃業したそうです。それを、現在、復活させ、存続させているそうです。
 次に、遠野和紙を作る工程を丁寧に説明していただき、原料となる楮(コウゾ)の皮を実際にさわってみました。
 後半は、はがき大の遠野和紙に絵の具やクレヨン、クーピー等を使い、思い思いの絵付けをしました。折り紙を折った子どももいました。地元の伝統工芸について、詳しく知るとともに、その良さ、味わいを知る時間となりました。