学校便り「あすかい」

防災教室

 令和5年1月19日(木)、常磐消防署遠野分遣所の協力のもと、5年生を対象に防災教室を開催しました。これは、阪神・淡路大震災を教訓とする、毎年1月15日からの「防災とボランティア週間」に全国一斉に行われる行事の一貫として実施したものです。
 始めに防災講話を聞いた後、3つのグループに分かれ、順番に体験学習をしました。
 1つ目は、水バケツによる1列リレー、ジグザグリレー、2列リレーなど、初期消火訓練。阪神・淡路大震災の時は、市民による水バケツで、たくさんの消火活動が行われたそうです。
 2つ目は、応急手当として、心肺蘇生法。人形を使って実際に心臓マッサージを体験しました。
 3つ目は、校庭にある防災倉庫の資機材の使用法。段ボールベットをグループの力を合わせて完成させました。体重100キロまで、耐えられるそうです。
 子どもたちは、災害時の対応が分かった、なかなかできない体験ができたと満足げでした。5年生一人ひとりに、防災総合ガイドと防災マップ、非常用乾パンを渡しましたので、ご家庭でも防災についてお話し合いください。