学校便り「あすかい」

防火教室

 令和6年3月8日(水)、春季全国火災予防運動(3/1~3/7)に合わせ、常磐消防署遠野分遣所の署員の方を講師に、5年生対象の防火教室を実施しました。
 体験学習として、まずトラッキング火災実験を見ました。コンセントとプラグの間に「ほこり」がたまり、特に梅雨の時季など、湿気を帯びると電気が流れ発火するそうです。実際にモデルで実験すると火花が出て、炎が上がりました。子どもたちは、コンセントとプラグの間の掃除の必要性を感じたようです。次は、天ぷら鍋火災実験です。モデルの天ぷら鍋を加熱し続けると、煙が発生し、炎が上がりました。そこに水を掛けると、蒸発し、天井まで火の手が上がり、子どもたちもおどろきました。絶対に水を掛けては、いけないそうです。濡れたタオルを何枚も掛ける方法があるそうです。家庭でも、消火器を準備したいですね、
 最後に、二択消防設備クイズをして、知識を深めました。(質問)119番の正しいかけ方は?(答え)A:住所や燃えているものなど、聞かれたことに答える。B:早く来てと言えば、大丈夫。(正解)A:消防署は、電話を受けると、大体の場所は分かるが、いつ、どこで、何が燃えているかを伝えると、すぐ消火できる。場所は重要だそうです。…