学校便り「あすかい」

第7回校内研究授業(3年算数)

 令和5年11月30日(木)、3年生の算数「小数のしくみとひき算」で、研究授業を実施しました。
 この授業は、小数の表し方と仕組みに着目して、1から小数を引く減法の仕方を考え、説明することが目標です。「ジュースが1Lあります。そのうち0.4L飲みました。ジュースは、何Lのこっていますか。」という問題で、式に使う数字に印(スリッパの法則!)をつけたり、聞かれている部分に線を引いたりして、ひき算ワード「のこりは」から、1-0.4と立式することができました。
 解決では、0.1をもとにすればいいという見通しのもと、子どもたち一人一人が計算やマス図、数直線を使って考えました。解き方は、ノートだけでなく、タブレットに保存してあるマス図や数直線のカードに自由に書き込んだり、動かしたりして、まとめました。そのカードは、ペアで説明し合う場面だけでなく、全体で考え方を共有する際にも、活用しました。
 いわき市教育委員会から、「デジタル端末(タブレット)の活用を当たり前のことにしなければならない」との方針が示されています。本日の授業においては、子どもたちがタブレットを解決や説明で自由に使いこなす姿が見られました。今後も、積極的に活用して参ります。
 最後に、難易度別の練習問題を解き、笑顔で授業を終えました。