学校便り「あすかい」

小名浜海星高校訪問(水産編)

 令和5年11月8日(水)、6年生が小名浜海星高校を訪問してきました。これは、本校が県教育委員会から専門高校生による小中学生体験事業の対象校として指定を受けているからです。今回、商業科と水産科の2つのグループに分かれて、体験しました。水産科での様子を紹介します。
 はじめに、小名浜海星高校の副校長先生より、水産についてイメージすることの質問を受け、高校生が勉強している水産の内容を体験してほしいとごあいさつをいただきました。続いて、教頭先生より、水産科の4つの学科と専攻科で学習する内容や取得できる資格について、説明をしていただきました。
 体験活動では、ニジマス釣りと、水中ドローンの2つのコースに分かれ、交代で体験しました。水産科の先生だけでなく、高校生も丁寧に指導してくれました。ニジマス釣りでは、うどんをエサに一人一人が、ニジマスを釣り上げ、さばいて調理しました。また、準備してあったニジマスの塩焼きを食事することもできました。水中ドローンでは、水中観測やセンサーを利用した水質管理について説明を聞き、水中ドローンの操縦に挑戦しました。最後に、最先端の陸上養殖施設も見学できました。 子どもたちは、学校ではできない貴重な体験をすることができ、地元の水産高校の学習を知るとともに、産業界で必要とされる人材や今後の水産業のあり方について、学ぶことができました。さらには、魚を捕る人、調理・加工する人がいて、食事ができると感謝の気持ちも感じたようでした。
 小名浜海星高校の先生方、生徒の皆さん、小学生の受け入れのためのご準備、ありがとうございました。