勿来三小スクールライフ

複式指導研修会

 4月14日(木)、西郷村教育委員会から安田和典先生を講師にお招きして「複式指導研修会」を行いました。

 複式指導とは、一人の教員が2つの学年の異なる学習内容を同時に指導する方法です。児童はそれぞれの学年毎に背中合わせに座り、教師はそれぞれの学年を行き来しながら指導に当たります。教師が児童に直接関わる時間(直接指導)と、学習課題や方法を指示して自主的に学習を進めさせる時間(間接指導)を1時間の中でうまく組み合わせながら指導を行います。

 本校は、今年度から完全複式3学級となったため、いくつかの教科でこの方法での指導を行うようになりました。その指導法の充実を図るために、講師の先生に5,6年国語科の師範授業を行っていただき、全職員で参観しました。

 <5年生の学習の様子です>

 

 <6年生の学習の様子です>

 

 その後、師範授業をもとにして「複式指導のあり方」についてのご講話をいただき、職員全員で研修を深めました。

 子ども達に確かな学力を身につけさせるために、これからも複式指導法を始め、授業改善に向けての研修に努めてまいります。