こんなことがありました
模擬選挙を通して…。(6年:社会科)
6年生の社会科を専科として担当している青木教諭の2週間にわたった選挙活動が、本日をもって終了しました。
6年生の社会科は、「日本の歴史」の学習が終了し、「日本の政治」についての学習が始まりました。日本の将来を担う子ども達にとっては、とても大切な学習です。しかし、選挙権が18歳に引き下げられとはいえ、若者の政治離れには歯止めがかからないのも現状です。そこで青木教諭は、この教材に次のような仕掛けをし、子ども達に興味関心を持って意欲的に学習に取り組めるようにしました。
➀ 模擬選挙権を全ての子ども達に与え、自分のこととして考えられるようにする。
➁ 3人の立候補者を立て、身近な問題から政権公約を訴える。
・子育手 太助(こそだて たすけ)子育てがしやすい社会を実現します。
・災害 防具(さいがい ふせぐ)災害に強い町づくりを推進します。
・税 サゲル(ぜい さげる)消費税を10%から5%に下げます。
➂ 選挙活動(昼休みの教室訪問)により、各政策を具体的に説明する。
このような働きかけを子ども達に行い、政治についての関心を持たせてきました。そして本日が投票日。本物同様の投票所も開設され、選挙ムードも最高潮…。結果は、どうなったのでしょうか?
結果は、1・2組とも「災害 防具」が初当選。(担任の山野先生は、税サゲル・純子先生は、子育手太助へ投票したそうです。)当選理由を青木教諭に聞いてみると、東日本大震災を経験している子ども達にとって、「安心・安全」な生活を一番望んでいるからでは…。とのことでした。
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