こんなことがありました

震災から10年 モニタリングポストって何?

御厩小では、放射線教育にも力を入れています。

先日は、本校の理科主任でもある江尻先生が3年1組の児童で、放射線教育の授業を行いました。めあては、「放射線に詳しくなろう」です。見えない、匂わない、通り抜ける、感じないなどの放射線の特徴や、レントゲン、殺菌、ジャガイモの生長の抑制など、利用されていることなど、放射線を多量に受けることを避けリウタメに、近づかない、受ける時間を短くする、遮るもので身を守る等の学習をしました。

 

これは、鹿島先生の初任者研修の示範授業でもありました。このベテランの教諭の授業を参観した上で、今度は鹿島先生が5年2組で放射線の授業を行いました。なんと、鹿島先生は、この授業のために日曜日に三春の「コミュタン 環境創造センター」にいき、一人で見学・研修を受けてきたと言います。この授業に傾ける情熱、真摯な姿勢、素晴らしいですね。その成果が十分に現れた授業でした。見えない、匂わない、感じない放射線をどうやって意識するかを考え、放射線計を一人一人もって学校のあらゆる場所の放射線を計りました。放射線は常に宇宙から地球上の注がれ、0ではないことが分かりました。私が驚いたのは、校庭にもある放射線モニタリングポストは、何のために置かれているか、何を測定しているものかを知らない児童がクラスの半分以上いたことです。このことからも放射線教育の重要性が分かりました。

この他本校では放射線教育を医療創成大学の石川先生をお呼びして、3学期に高学年で行います。放射線を可視化する霧箱などの実験をします。