こんなことがありました

NEW 実体験とICTのベストミックスを目指して~教科担任による理科の授業

 本校では昨年から理科は教科担任が授業を行っています。今日は5年生が雄花と雌花の違いについて、実際に自分の目で見て、写真を撮ってデジタルに残しました。次回の授業では観察して気づいたことを、写真を映し出しながら全員で共有します。ヘチマ、キュウリ、ゴーヤー、スイカ、カボチャなど、似た作りの植物がたくさんあることに気づいて、子供たちは目を輝かせていました。

 昭和から平成の初めまではカメラで撮った写真を先生が現像してきて、それをOHPで投影して共有(数日かかりました)、平成10年代からはグループ毎にデジタルカメラを持たせてSDカードをプロジェクターに差し込んでスクリーンに投影(その日のうちに出来ますが、1時間に収まらない)と、時間と手間がかかりましたが、今はこのままオクリンクに送ればすぐ(1分以内)に共有できます。技術的なところをICTサポーターがまさに”サポート”してくれています。

 こういった便利さが生かされるのも、実体験があるからです。植物のつくりは教科書にも出ていますし、今やインターネットで検索すれば数え切れないほどの写真や動画を見ることができますが、やっぱり実際に本物をみる体験にはかないません。ご覧いただいているように、多種の植物を観察できる環境が整えられているのも教科担任がいるからこそです。子供たちは理科の学習が大好きです。